鍼灸治療院 鍼誠堂鍼灸二宮の院長日記

夏至

2013年6月21日 |

今日は二十四節気の第10、「夏至」にあたる日です。夏至は一年中で一番、昼間が長い日としてよく知られていますね。

 『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されています。

 天文学的には春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈みます。夏至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになります。また、北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過します。夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となります。

なお、1年で日の出の時刻が最も早い日および日の入りの時刻が最も遅い日それぞれと、夏至の日は一致しません。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろになります。

また、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがあります。すなわち、南半球が慣習的な意味での夏至を迎える日は北半球での冬至の日に当たるのです。

 また、夏至の日にはさまざまな国や地域でさまざまな風習があります。北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子どもが多いという報告があります。。ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承があります。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがあります。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われています。

また日本における風習としては、尾張地方の一部で夏至の日に無花果田楽を食べる風習があります。大阪の一部では夏至から半夏生(夏至から11日目)までの間にタコを食べる習慣がありますが、これは稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願するものだと言われています。関東地方では新小麦で焼餅をつくり神に供える風習があります。

 

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