院長日記:2013年6月 アーカイブ

問診(工技) (つづき その23) 肩凝り

2013年6月25日 |

今日は肩こりについて述べていきたいと思います。最近では大半の人がお仕事でもプライベートでも、パソコンや携帯電話等 で一日中目を酷使し、首や肩を緊張させてしまっているため「肩凝り」は現代病の最たるものといってもいいかもしれません。経絡治療ではマッサージのような清涼感を得ることは難しいかもしれませんが、身体の中からその辛い凝りに働きかけていきますので治療を続けることで徐々に症状が軽くなり、しかも再発しにくくなります。

 問診(工技) (つづき その23)

17.肩凝り

肩凝りは風寒の邪の侵襲・陰虚による肝陽の亢(たかぶ)り・目のつかい過ぎなどによる肝血虚・精神的ストレスによる気滞などで起こります。

後頭部から頸部側面にかけての強ばりを頸項強といい胆経の病証、頸筋から背中にかけての強ばりを項背強といい膀胱経の病証です。

夏至

2013年6月21日 |

今日は二十四節気の第10、「夏至」にあたる日です。夏至は一年中で一番、昼間が長い日としてよく知られていますね。

 『暦便覧』には「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」と記されています。

 天文学的には春分から秋分までの間、北半球では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈みます。夏至の日にはこの日の出(日出)・日の入り(日没)の方角が最も北寄りになります。また、北回帰線上の観測者から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過します。夏至の日には北緯66.6度以北の北極圏全域で白夜となり、南緯66.6度以南の南極圏全域で極夜となります。

なお、1年で日の出の時刻が最も早い日および日の入りの時刻が最も遅い日それぞれと、夏至の日は一致しません。日本では、日の出が最も早い日は夏至の1週間前ごろであり、日の入りが最も遅い日は夏至の1週間後ごろになります。

また、南半球では昼と夜の長さの関係が北半球と逆転するため、天文学的な夏至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことがあります。すなわち、南半球が慣習的な意味での夏至を迎える日は北半球での冬至の日に当たるのです。

 また、夏至の日にはさまざまな国や地域でさまざまな風習があります。北半球では、性欲をかきたてる日とされており、スウェーデンの民俗学者によると、夏至を祝うミッドサマーの祝日から9ヶ月後に生まれる子どもが多いという報告があります。。ギリシャ北部では、未婚女性がイチジクの木の下に自分の持ち物を置くと、夏至の魔法により将来の夫の夢を見るという伝承があります。ポーランドではスラブ民族の祝日、「イワン・クパラの日」の夜には、人々が恋に落ちるという言い伝えがあります。イギリスのストーンヘンジでの夏至祭りは、ドルイド教に由来し、男性神、女性神の出会いを祝う意味があると言われています。

また日本における風習としては、尾張地方の一部で夏至の日に無花果田楽を食べる風習があります。大阪の一部では夏至から半夏生(夏至から11日目)までの間にタコを食べる習慣がありますが、これは稲の根がタコの八本足のように深く広く張ることを祈願するものだと言われています。関東地方では新小麦で焼餅をつくり神に供える風習があります。

 

問診(工技) (つづき その22) 動悸(心悸亢進)

2013年6月18日 |

今日は動悸(心悸亢進)について述べていきたいと思います。動悸の症状に気づいた場合、まずは病院で診てもらう方が多いようです。現代医学では原因がわからず「異常なし」と診断されたり、治療を続けても症状がなかなか改善しない場合も少なくありません。東洋医学では、動悸は下記のとおり気の変調・瘀血・水の病などで起こることが多いと考えられています。まさに「経絡治療」の適応症と言えます。

問診(工技) (つづき その22)

16.動悸(心悸亢進)

動悸は気の変調・瘀血・水の病などで起こります。臓腑・経絡では、肺経・心経・心包経および心虚証の病証です。特に胸内苦悶を伴うものは肺経、痛みがあったり激しい心悸亢進があったりするのは心包経の病です。

 

問診(工技) (つづき その21) 口・咽喉に関する症状

2013年6月16日 |

今日は「口・咽喉に関する症状」について述べていきたいと思います。

問診(工技) (つづき その21)

15.口・咽喉に関する症状

口は脾の外孔であり、口に関する症状は脾・脾経との関係が深いです。また、舌は心の外孔であり、舌に関する症は心・心経との関係が深いです。

口・喉の渇きについては前に述べましたので、その他の症状について記します。

口が歪み口唇が爛れて瘡ができるのは胃経、口の中が熱いのは三焦経の病証です。舌が強ばる、または舌の根元が痛むのは脾経の病でみられます。

さらに咽が痛んだり腫れたりするのは大腸経・胃経・小腸経・三焦経の病です。

問診(工技) (つづき その20) 鼻に関する症状

2013年6月13日 |

今日は「鼻に関する症状」について述べていきたいと思います。

問診(工技) (つづき その20)

14.鼻に関する症状

鼻は肺の外孔であり、鼻に関する症状は肺・肺経との関係が深いです。

鼻出血(衄血・じっけつ)、鼻づまり(鼻閉)は、胃経・大腸経・膀胱経の病でみられます。

問診(工技) (つづき その19) 目に関する症状

2013年6月11日 |

今日は「目に関する症状」について述べていきたいと思います。

問診(工技) (つづき その19)

13.目に関する症状

目は、肝の外孔であり、目に関する症状は肝・肝経との関係が深いです。

涙の分泌過多は膀胱経の病、目の乾燥やかすみは肝虚証でみられます。

目が黄ばむのは心経・心包経・小腸経・大腸経の病、目尻が痛むのは三焦経・胆経の病です。また、目が抜けるように痛むのは膀胱経、頭痛があり目が痛むのは胃経の病、目の充血・腫脹があり痛むのは肝実証でみられます。

 

問診(工技) (つづき その18) 眩暈・耳鳴・難聴

2013年6月 8日 |

今日は眩暈、耳鳴、難聴に関して述べていきたいと思います。いずれも「耳」に関連の深い症状です。

問診(工技) (つづき その18)

12.眩暈・耳鳴・難聴

耳は腎の外孔であり、耳に関する症状は腎・腎経との関係が深いです。

眩暈とはめまいのことで、気の変調、瘀血、肝・腎の病などでみられます。また、耳鳴・難聴は多くは腎虚で起こります。

経絡の病では、立ちくらみは腎経、耳が聞こえにくい、または耳鳴りがするのは小腸経・三焦経の病証でみられます。

芒種(ぼうしゅ)

2013年6月 5日 |

 今日は二十四節気の第9、「芒 」種(ぼうしゅ)」にあたる日です。 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の夏至前日までをいう場合もあります。

芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい)すなわち稲でいう籾殻にあるとげのような突起)を持った植物の種をまくころをいいます。『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」と記されています。実際には、現在の種まきはこれよりも早い時季に行われます。  梅の実が青から黄色に変わり、百舌が鳴き始めます。かまきりや蛍が現れ始める頃でもあります。

西日本では梅雨入りのころと言われていますが、今年の梅雨入りはどこも例年よりかなり早かったようですね。

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